舞台上での「太陽」演出について
劇団イキウメ「太陽」観了。
— なうしか @ 劇団月光斜 幻灯劇場 (@windmaker1994) 2016年6月5日
前評判の通り、すさまじい大作でした。太陽が巨大で抗えないものとして轟音とともに現れる演出にみごと呑まれてしまい、人間であるにも関わらず太陽に恐怖を感じました。
「太陽」の舞台セットでは、奥に複数のライトで巨大な円を形づくり、太陽の光をあらわしていました。
この舞台では、太陽がノクスを殺す装置として機能しているため、光は非常な禍々しさをもって観客席に届きます。
この感想にある通り、恐怖すらおぼえます。
音の演出としては、低音が観客席にのしかかってくるかのように大きくなっていき、太陽がのぼったところで、何かが壊れるような大轟音が響きます。
意図的なものとはいえ、こんなにも不穏な日の出を舞台で見たのは初めてでした!